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歯周炎の原因は、プラーク・歯にかかる力・免疫力などが複雑に関与しているのですが、やはりプラークが一番の原因と言って良いでしょう。プラークがついていると、その中の微生物を身体は敵とみなし、攻撃(炎症反応と考えてください)を仕掛けますが、敵と味方(免疫細胞)は残念な事に、いつも相討ちなのです。敵の数が少なければそれで何の問題もなかったのですが、敵の数は膨大で、しかも常に増殖を繰り返しています。当然それに対抗するために免疫担当細胞もどんどん供給され、頑張るので、炎症が自然に収まることがないのです。
「転んで」「すりむいて」「治る」に置き換えて考えてみると、「すりむいて」から「治る」前にまた新しく「転ぶ」ことを繰り返していてはいつまでも「治る」事が無いのは当たり前ですよね。でも、こんな「当たり前」のことが口の中で起こっている、無頓着な人を多く見うけます。「治る」のを待つ間、「転ばない」様に気をつけて行動する必要があるのに、転びやすい道ばかり選んで歩いてしまっているのです。近頃では、歯周病は生活習慣病の一つと認識されています。『喫煙』『ストレス』『プラークの存在』などの習慣性の危険因子によって引き起こされている病気であるとの認識です。せめて『プラーク』だけでも取り除いて、「虫歯でもないのに歯が無くなった」なんていう事にならない様にしていただきたいと願わない歯科医師はいません。プラークの量を減らすのは、ブラッシングのテクニックの向上が必要なのですが、 なかなかすぐには上手くならないものです。 |