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賛成派の方は、ちょっと話しを聞いてください。 『歯科』で扱う疾患は、歯と歯肉それに骨や顎関節におこる異常です。まず「歯」はそれ自体には再生能力が無い硬組織と、事実上再生能力が無い歯髄から成り立っています。この「歯」におきた異常(虫歯や歯髄炎)を治療する際には、全く自然治癒能力を期待できないことから、人工物による修復が治療法となります。つまり、代用品による置き換えですから、どれだけ時間をかけてもかけ過ぎでは無い程の慎重さが要求されますし、当然制作時間もある程度余裕をもって技工士さんに依頼する方が丁寧に作ってくれますので、一定期間は絶対に必要となります。
「歯肉」の疾患は、ほとんどが広い意味での歯周病です。歯周炎は生活習慣病の一つの慢性疾患ですし、歯肉炎はその予備軍と考えていただいて良いものです。生活習慣病の治療は高血圧や糖尿病を例にあげるまでもなく長期戦になります。また、根尖性歯周炎は歯の病気の延長ですから、時間が必要な理由は前出の通りです。顎関節症は、生活習慣(姿勢や癖)と、歯の咬み合わせに依るところが大きいとされていますので、やはりこれにも時間がかかる事はご理解いただけるでしょう。 顎関節症以外の顎の病気や、骨それ自体の異常は開業医の守備範囲を超えていますからここでの詳しい説明は割愛させてもらいますケド…
いままでの説明をまとめると、結局『歯科の治療には時間がかかる』というあたりまえの事になってしまいますね。 口の中の病気も、放っていても知らないうちに治ってしまえば良いんですけどね。 |