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HOME > コラム > NO14.治療計画を立てる意味
何で治療計画を立てるの?
 
 

以前のコラムでも何回か触れましたが、歯科の治療は計画的になされなければなりません。その理由をあえて簡単に言いきってしまうと、「ずっと使うため」なんです。見た目や発音、全身のバランスのためにも大事であるのは当然ですが、歯の一番の存在価値は、やはり食物を噛むことであると思っています。きちんと噛めて、しかもそれが長持ちする事が最低限確保できなければ、「治った」ことにならないという意味でです。

そのためには、歯周病の治療と管理・噛み合わせのバランス・きっちりとした根管治療や虫歯除去など、さまざまな問題点をすべてクリアしてゆかねばなりません。そこで治療計画を立てて、その計画にそって治療を続けて行く事が大事なのですが、それには結構な期間がかかるのです。

お仕事や家事で忙しい方々に、わざわざ治療の時間を作って頂かなければならないのは、非常に申し訳ないとは思っているのですが…。

 
勝手に判断しないで!
 
 

いつも、治療の前にできるだけ判り易い単語を選んで、患者さんに治療の必要性を説明し、ご理解いただいた方に治療をさせていただいているつもりでいるのですが、やはり患者さんの中には、「もう痛くないから、治療は終わったと思った」とか、「今の仮歯で充分だから、また仮歯がこわれたら行く」とおっしゃって、自ら治療を中断される方もおられます。

これが、例えば指の切り傷なら、痛みが無くなればあとは自然に良くなって行きます。また、付けヅメなら、きれいに付いてさえいれば缶ジュースを開けられなくても不満は無いのかもしれません。ただ、この感覚をそのまま歯にあてはめてしまうと、残念ながら崩壊への道を着実に歩むことになってしまいます。

もし、これを読んでいただいている方のまわりに、同じような発現をされる御知り合いがおられたら、どうぞ説得してあげてください。

 
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