鈴木歯科クリニック

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顎関節症

歯周病とは、その名の通り歯の周囲の組織(歯周組織)の病気の総称で、成人では歯周病のひとつの歯周炎が歯を失う一番大きなリスクとなっています。

歯周組織には歯肉・歯槽骨・セメント質・歯根膜の4種類があり、臨床上で大事なのはその中でも歯槽骨(歯を支える骨)歯根膜(歯を支える靭帯)です。
つまり、歯を支える能力が低下してしまうことが、歯の保存にとって一番大きな問題なのです。

 

では、どうしてこのような病気が進行してしまうのでしょうか?

簡単に言いますと、@細菌感染 A免疫力の低下 B過大な力 の3つの原因が重なり合って重症化してゆくとお考えください。

まず@の細菌感染についてはその主体はプラークすなわち歯垢です。もともと口腔内に常在菌として共存している細菌類が増えすぎて身体に悪影響を及ぼすのですが、これはブラッシング技術の向上やさまざまな機器による清掃でコントロールが可能です。

Aの免疫力の低下については、まず健康状態の改善が必要で、ストレス解消・寝不足の解消・他の疾患(糖尿病や肝臓病など)の治療等のアプローチが必要となってきます。

Bの過大な力については、大きな力を必要とするスポーツや労働のほかに、就寝中の食いしばりや歯軋りが大変大きなリスクファクターとなりますので、この場合はナイトガード(マウスピース)が有効な対症療法となります。
ここまでの簡単な説明ですべて理解していただけるとはとても思えませんが、@・A・Bのそれぞれの説明に「コントロール」「アプローチ」「対症療法」などの言葉を織り込んでいることに注目してく
ださい。

歯周炎は、生活習慣病の一つですので、たとえば高血圧症や糖尿病などと同様に薬をつけただけで「ハイ!これで治ります。」という種類の治療法は残念ながら存在せず、患者さんご自身が主役となって、歯科衛生士・歯科医師とのチームを組み、より良い状況に向けて一緒に歩んでゆくことが必要不可欠です。

私達は歯周病に対抗する手段としての技術・知識はもちろん出し惜しみせずに提供しますが、日常生活におけるコントロールつまり生活習慣の改善は患者さんご本人のモチベーションの確立とその維持に頼るところが大きいので、歯周病は自分で治す病気であるとご理解ください。
もちろん、最大限の援護射撃はお約束しますので、その点はどうぞご安心ください。

 
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